誠実な取り組みが、なぜか実らない

「組織を良くしたい。」

「ヒトを活かしたい。」

そう願って、日々さまざまな施策に向き合っている経営者や人事担当者は、とても多いと感じます。

組織開発を学び、採用戦略を見直し、評価制度を整え、人材育成に力を入れ、より良い「To-Be」を描こうとする。それは、間違いなく誠実な取り組みです。

それでも現場では、ヒトが思うように変化しないと感じる瞬間がある。

やっと採用した人材がすぐに辞めてしまう。制度が定着せず、形骸化してしまう。人材育成に取り組んでいるのに、成果が見えない。そして、同じような課題が繰り返し起きてしまう。

なぜでしょうか。

私たちの仮説

私たちは、その理由の多くが、施策の良し悪しや知識の不足ではなく、「今ここで働いているヒトが、どんな特性を持っているのか」という理解が、十分に共有されないまま進んでしまうことにあると感じています。

誰が、どんな行動を取りやすく、どんな関わり方で力を発揮し、どんなズレが摩擦や停滞につながっているのか。

そこを丁寧に見ないまま、理想像や制度だけが先行してしまうと、現場は「正しさ」に追いつこうとして、静かに疲弊していきます。

私たちが大切にしたい順番

ヒトニギリ研究所が大切にしたいのは、まず「ヒトを理解すること」から始めるという順番です。

「この人は、どんな特性を持っているのか」が分かれば、「どんな組織なのか」が、少しずつ見えてくる。

「どう関われば、この人は活きるのか」を解像度高く捉えること。一人ひとりの特性に目を向け、可視化すること。

それは、一人ひとりをバラバラに扱うための"個別最適"を作ることではありません。

組織としての判断や戦略を考えるための、確かな「現在地(As-Is)」をつくることだと、私たちは考えています。

この積み重ねが、人事戦略や組織施策を検討する際の土台となり、初めて意味のあるTo-Beへとつながっていきます。

私たちが果たしたい役割

ヒトニギリ研究所は、さまざまな人事戦略や施策を支えるための、「前提となるヒトの理解」を支える存在でありたいと考えています。

理想のTo-Beを描く前に、まずは、今ここにいるヒトから始める。

それが、私たちの実践したい組織づくりです。